急性胆嚢炎とは?胆石症とは?

急性胆嚢炎は胆嚢に生じた、急性の炎症。

胆嚢とは、肝臓でつくった胆汁という消化液を貯めている臓器です!

炎症の原因は、多くが胆石と言われておりますが、その他に
血液の流れや、細菌感染、アレルギー反応などもあるのです。

腹痛や吐き気がきっかけで見つかることが多いでしょう。

高熱がでることも。

 

【胆石症】

胆汁の成分が固まって石状になり胆管や胆のうに溜まる病気。

肥満気味の方、中高年の方に多いです。

痛みや症状を伴わず、日常生活に支障を来たさないことも多いため、
検査によってはじめて見つかることがあります。

右側だけがこる、背中がいたいなどの症状があるときは胆石が
ある可能性が。早めの検査をすすめます。

炎症が生じている場合には、薬物による内科的治療や内視鏡
による治療、超音波による破砕治療などがおこなわれるでしょう。

【症状がない胆石を放置したらどうなるのか】

症状がない胆石(無症状胆石)の人が治療しないままでいると、
年に2-4%程度の割合で胆石による症状が出るといわれています!

また、まれではありますが、放置した場合に次のような
病気が続いて起こるという報告も。

無症状胆石の患者全体で約4%に胆のう炎、黄疸、膵炎、胆のうがんを
発生する可能性が指摘されている。

具体的には以下の確率で起こるります。

①急性胆嚢炎・・・年に0.3%

②閉塞性黄疸・・・年に0.2%

③胆石イレウス、胆のうがん
・・・ごくまれ

無症状胆石の人に胆石の症状が新たに出始めるのは、胆石が
発見されてから最初の3年以内が最も多いという結果です。

【予防するためには】

●肥満の解消

肥満の傾向の人は男女ともに胆石ができやすいといわれています。

肥満とは、医学的には肥満度の指標の一つであるBMI(Body Mass Index)
が25以上の人のことです。

BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)

肥満の解消には、BMIが22のときの体重を目標にすると良いといわれています。

BMIが22のときの体重は適正体重と呼ばれ、統計的にもっとも病気にかかりにくい
体重といわれております。

ただし、急激な体重減少や、ダイエットのリバウンドなどによる急激な体重増加など、
短期間で体重が大きく変動することは胆石ができやすくなる要因の一つです。

胆石に限らず健康を損なうことになります。

肥満を解消することは、胆石症だけでなく多くの病気を遠ざけることに。

ダイエットの仕方がわからない人は栄養士などに相談をしてくださいね。

無理のない方法で体重コントロールに取り組んでください。

 

【胆嚢炎、胆石の食事療法】

食事は糖質中心の低脂肪食!脂質は制限、脂肪の少ない食品を選ぶこと。

鶏ささ身、豆腐、脂肪の少ない魚、はんぺん、かまぼこ、卵などを使用する。

脂肪の多い肉類や食品(牛ロース、豚ロース、鶏肉の皮、油揚げなど)は避け、

脂質を30g/日以下に制限。

難消化性食品(きのこ類、たけのこ、ごぼう、れんこん、ひじき、硬い豆類、
海藻類)は避ける。

味付けは薄味。

塩分を多く含む漬物、佃煮、干物、ハム・ソーセージなどの加工品などは避けましょう。

コーヒー、紅茶、カレー粉、唐辛子、わさび、濃いお茶は避けること。

アルコールは控える。

コレステロールを多く含む食品はさけること。

 

【まとめ】

急性胆嚢炎は胆嚢に生じた急性の炎症で、主に胆石が原因でおこる。

お腹の右上のあたりにでる痛みが特徴で、重症化すると痛みがより強くなり、
高熱が出たり、意識がもうろうとすることも。

診断には腹部超音波やCT検査が必要。

また、自然によくなることはないため、必ず医療機関を受診してください。

治療の原則は胆嚢を摘出することですが、状態に応じて別の治療が
選択されることもある。

ライフ

Posted by nao